ビス(ネジ)をまっすぐ打つのは基本的なスキルでもありますが、無理な態勢で作業をしようとして想定と違うところに穴をあけてしまったという経験はDIYerであれば誰しも経験があるでしょう。
目測で行っても十分うまくいくのですが、ここぞ!という時には工具に頼るのが一番です。
そこで今回はビス打ちをまっすぐ打つ方法の最適解ともいえる「ドリルガイドキット」の使い方をご紹介します。
(2024/12/09 15:18:09時点 楽天市場調べ-詳細)
ビスをまっすぐ打つにはドリルガイドキットがおすすめ!
こちらの記事で他の方法についてもご紹介しています。
↑の記事ではビスをまっすぐ打つコツは下穴をあけるということを書いています。
そもそも下穴をまっすぐ開けられない!というのが最大の問題です。
手作業では限界があるので最後は工具に頼るほかありません。ものすごい精度で作ろうとすると大きな工具が必要です。
DIY程度であれば小さな工具でも精度は十分だと思います。そこでドリルガイドキットが気軽に使えてとても便利なんですね。
簡単に言ってしまうと、ドリルと同じ径のパイプを固定して、ドリルがまっすぐ打てるようにするというものです。
それでは使い方を説明します。
ドリルガイドキットの使い方
ドリルガイドキットの使い方はとても簡単です。手順は以下の3つです。
1.印をつける
2.開けたいドリル径の円筒のガイドをセットする
3.ガイドに合わせて穴を開ける
印をつける
まず付属のガイドベースで穴を開けたい場所の正確な位置を出します。
ガイドベースにはメモリと切り欠きがついており、切り欠き部が穴の中心になります。
写真のように薄い板の真ん中に穴を開けたい場合は、上下とも板の中心に合うようにメモリを合わせます。
また、台座には小さな穴が開いており、釘などで固定することもできます。
穴を開けるところが決まったら印をつけます。
細長い付属のセンターポンチを直径4mmのガイドにセットしてガイドベースに挿入し、センターポンチを押し込みます。
ドリルを打ちたい場所に印が付きました。
開けたいドリル径の円筒パイプをセットする
次に開けたい穴の直径のガイドをガイドベースにセットします。
ガイドの径は
4mm
5mm
6mm
8mm
10mm
12mm
まで揃っているので、大体の径は対応しています。
ガイドに合わせて穴を開ける
あとはガイドに合わせてドリルで穴を開けるだけです。
この時ガイドベースをしっかり押さえておかないとガイドがずれてしまいますのでご注意ください。
また、木くずが逃げるところがないため、深く穴あけをしたい場合はたまに木くずを取りながら進めていくといいですよ。
ドリルガイドキットはビスをまっすぐ打つのに最適な工具
ドリルガイドキットはビスをまっすぐ打つのに最適な工具です。
ドライバを固定してまっすぐ開けるドリルガイドもあるのですが、
・大きい分取り回しがしずらい
・インパクトドライバーが使えない
というデメリットがあります。
私としては取り回ししやすく場所によらず、気軽に使えるという意味でもドリルガイドキットをおすすめします。
では楽しいDIYライフを!
(2024/12/09 15:18:09時点 楽天市場調べ-詳細)