以前人気声優さんの共通点についての記事を作成したので、せっかくなので今回もちょっと書いてみたいと思います。
なんの自慢にもなりませんが、私はダメ絶対音感を持っていると自負しています。
役に立たないこの能力をいかにして有効活用するか考えた結果、このブログを書くに至ったわけです。
有効活用と言えるかわかりませんが、ダメ絶対音感の持ち主はどうやって聞き分けているか?をお伝えします。
ダメ絶対音感とは
そもそもダメ絶対音感とはなんなのかをご説明します。
アニメやCM、洋画の吹き替えなどの声から瞬時に誰の声かを判断することができるという、生きていく上で特に必要のない能力のことをいう。
ちなみに、この能力を持っていても特に役に立つ訳でもなく、
一つ間違えれば他人に迷惑をかけることになりかねないので注意が必要である。出典:ニコニコ大百科
なんか身もフタもない説明ですね。。。一つ間違えれば他人に迷惑をかけるって、なんでやねん。
たしかに何の役にも立たない特技ではあります。
強いて言うなら電話口などで人の声を間違えることはほぼ無いことくらいですかね。
あとはテレビを見ていて、妻にこれ誰?って聞かれた時にすぐに答えられるくらいです。
私の実績
実績としては下の二人はすぐに分かりました。
●アウディのCMのナレーション 川原和久(ドラマ相棒の伊丹刑事役)
●大成建設のCM 長澤まさみ
自分がダメ絶対音感があると感じたのは、小学校4年生の時です。
当時姉がハマっていたアニメのキャラクターと、クレヨンしんちゃんのあるキャラクターの声が一緒ということに気が付きましたが姉は「嘘だ!ぜんぜん違う!」との一点張り。
エンドロールの声優の名前を見て「やっぱり一緒だ!」と一人心の中でガッツポーズをしたのを良く覚えています。
聞き分けのコツ
私なりの聞き分けのコツがいくつかあるので、ご紹介します。
私もダメ絶対音感を手に入れたい!なんて稀有な人はいないと思いますが、ネタとしてご覧頂ければと思います。
①声を認識する
まずは声の認識ですね。
「この声優さんはこの声」「この俳優さんはこんな声」と、ある程度自分の中で顔・名前・キャラクターと声をリンクさせていく作業を行います。
何気なく聞いているだけでは声を認識できないので、目と耳で覚えます。まあ好きなドラマやアニメなど何度も聞いていると自然と覚えますよね。
あとは、記憶の場面を想像した時に、この人はこんな声だったな。と記憶と声をリンクさせていくのも効果的ですね。復習によって定着してきます。
②声の特徴を捉える
続いては声の特徴を捉えるです。
この俳優さんは低めの声でちょっとかすれているなぁ、とか
「この声優さんは小さい声だとかわいいけど、大きな声を出すときは野太いなぁ」とかいった具合ですね。
ココでも再び、声の特徴とそれぞれの人やキャラをリンクする作業ですね。
とにかく最初の認識がとても重要です。気合い入れて覚えましょう!
③しゃべり方
そして最後の喋り方ですが、ここがダメ絶対音感のあるなしの境目だと思っています。
ある声優さんが他のキャラクターも演じるとなった時に、全く異なるキャラクターを演じることも多々あります。そうすると声のトーンや大きさ・高さ・強弱・間の開け方など全く異なったしゃべり方で演じます。
しかし、長年しみついたしゃべり方はそうそう変えられるものではありません。
どこかで必ず同じような発声になります。その人の特徴を捉えることができれば必ずダメ絶対音感は習得できると思います。
聞き分けやすい人ですが、東地宏樹さんは海外ドラマやアニメ、さらにはゲームなど幅広く活躍している声優さんです。(プリズン・ブレイクのマイケル役)
色々な声をされていますが、どの作品でも語尾がささやくような抜ける声を出すのが特徴なんですね。
いくら声を変えようとしても、こういった特徴は変わりません。
この特徴を認識できれば聞き分けることはたやすいです。そしてここまでくればダメ絶対音感は必ず習得できるはずです。
まとめ
今回はダメ絶対音感という、どうでも良い特技の習得方法についてご説明しました。
電話口でどうしても人を間違えるといった方は、上の3つのことを試してみてください。きっと間違えも改善できるはずです。(良いことを言ってみた)
私の4歳の娘もなにやらダメ絶対音感を持っているようで
「これあの人と同じだね」と言ってきます。血は争えないですね。
人気声優さんの共通点についての考察をした記事はこちら(実はこれwebライターのお仕事です。)