庭にはウッドデッキやウッドフェンス、さらに人工芝を敷き、だいぶ庭らしくなってきました。
もっと庭で子どもが遊んでくれるようになったらいいな、と考えた末思いついたのが『すべり台』
ウッドデッキと地面の高低差もあるし、作れるんじゃないか?と考えて実際に自作してみましたよ!
今回はこのすべり台のDIYをご紹介します。
【設計編】滑り台の作り方
自作滑り台の作り方をご紹介します。
まずは設計から。
コンセプト
コンセプトはそんなにありません。
とにかく滑れればOK。
重要なのはケガしないように気を付けるということ
角度は25°に設定
角度は25°
特にこだわりはありません。見た目で急すぎないほうがいいかなと思って決めました。
角度をつけたものだと結構難しいですが、caDIY3Dを使えば簡単に作れてしまうのでめちゃおすすめです。
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ケガをしないように
木で作るのでバリやささくれなどで子どもがケガをしないように、しっかりとやすりがけをする必要があります。
また屋外で使用するものなので屋外木部保護塗料はしっかりと塗っておきます。
材料と工具
【材料】
- 木材(2×6)
- 木材(2×4)
- コーススレッド
- L字金具
- 屋外木部塗料
【工具】
- ノコギリ
- コテバケ
- インパクトドライバー
【組立編】すべり台の作り方
それでは作り方をご紹介します。
寸法と木取り図
寸法と木取り図はこちらです。
高さや大きさによって寸法は変わるので参考程度にどうぞ。
木材カットはホームセンター
今回は大きめの木材をカットするのですが、10カットもしないのでホームセンターでカットしてもらっても大した値段にならないと思います。
長さのカットだけしてもらって、斜めの部分などは自分で手ノコもしくは、丸ノコでカットします。
斜めの部分は丸ノコ定規があると角度をつけた線を簡単に書けますよ。
丸ノコを購入する予定がある人はぜひ買っておきましょう。
丸ノコは買う予定ないよという人は角度定規があると便利ですよ。
屋外木部保護塗料をしっかりと!
屋外木部保護塗料はしっかりと塗っておきましょう。
後でやすりがけをするので、2度塗り以上が推奨です。
この時にコテバケを使用するととても早く塗れますよ。
すべり台の組立
すべり台を組み立てていきます。
まずは滑る部分の木材3枚を組み合わせます。
滑る部分の裏に2×4材を補強も兼ねて取り付けます。
続いてサイドの手すり部分を取り付けます。
設計図通りにつなげられればOKですね。
この時使用するコーススレッドはすべてステンレスを使用してください。
屋外で使用するためステンレス以外ではサビが出てしまいます。
サビが発生するとコーススレッドがサビで劣化して壊れたりする原因にもなりますのでステンレスを使用しましょう。
やすりがけをしっかりと!
組みあがったら、しっかりとやすりがけをします。
おすすめはオービルサンダーで一気にやってしまうといいですよ。
ささくれやバリ取りの意味もありますが、すべり台の滑りも良くなるのでしっかりと行ってくださいね。
この時に塗料が一度塗りだけだと、やすりで塗料をすべて落としてしまうので、塗料はしっかりと重ね塗りをします。
上部のひっかけ部分にL字金具を!
これは結構重要なところだと思います。
SPFを使用して作っているので、強度はあまり強くありません。
切り欠き部分で引っ掛けているため、人の体重などすべての重みがこの引っ掛け部分に集中します。
その切り欠き部分を補強する意味でL字金具を取り付けます。こうすることで力が分散され壊れにくくなります。
こういった力がかかりそうなところをあらかじめシミュレーションしておけば、より安全安心な作品が出来上がりますよ。
金具をつけたら完成です!!
結構立派なすべり台ができましたよ!
庭のすべり台で子どもと遊ぼう!(大人もOK)
今回はすべり台をDIYしてみました。
子ども用に作りましたが、もちろん大人も全然問題なく滑られます。
友人の子どもなどが遊んでくれているのを見ると、さらに創作意欲が湧いてきますね。
さあ次はどんな作品をつくってみようかな!
それではみなさんも楽しいDIYライフを!