筆記試験の答え合わせで合格できることが分かった!
さぁ次は技能試験です!
でも、必要な工具や練習セットって何を購入したらいいのかわからない。
と疑問に思った方に向けて「本当に必要な工具」についてご説明します。
実は推奨工具の中には、全然使わない工具ってあるんです。そのへんは買わずに節約しましょう。
ここでは、電気工事士の技能試験に本当に必要な工具と練習の用具について説明していきます。
一番安価に済ませるのであれば、下でご紹介する工具を「メルカリ」「ラクマ」などのフリマアプリで購入するのがおすすめです。
使い終わったら、出品してしまえば費用はグッと押さえられますね。
工具セットはこちら
練習セットはこちら
練習セット+工具セットはこちら
電気工事士 技能試験に本当に必要な工具
まず結論から言います。
私がおすすめする技能試験で本当に必要な工具は
- VVFストリッパー
- プラス/マイナスドライバー
- リングスリーブ圧着工具
- プライヤー
- ペンチ
この5つです。よくセットで販売されている電工ナイフや同梱されている定規はまず必要ありません。
以下におすすめする理由と商品を説明します。
ただし、セット価格も安いので購入してしまった方が楽かもしれません。
セットで購入する時は
VVFストリッパーがついていること
圧着工具の持ち手が黄色いもの
を選ぶことが重要です。
中には圧着工具の持ち手が青や赤の物があるので注意してください!これで圧着した場合は一発不合格になります!!
VVFストリッパー
これは絶対に購入しましょう。圧倒的な時間の短縮になります。
VVFケーブルの被覆を剥くための工具です。
1.6㎜2芯/3芯・2.0㎜2芯のケーブルの被覆を剥くことが出来ます。
工具本体には100㎜まで測れるメモリがあり、さらに根元にはニッパー変わりになる刃までついています。
問題によってはVVFストリッパーとマイナスドライバーとリングスリーブ圧着工具だけあれば作れてしまいます。
中には電工ナイフでケーブルの被覆を剥き続けるツワモノがいますが、はっきり言って時間の無駄です。
そんなことをしても誰も褒めてくれません。
メーカーさんが素晴らしい道具を作ってくれたのですから、ありがたく使わせてもらいましょう。
プラス/マイナスドライバー
ドライバーは100均でも手に入りますが、必ずホームセンターなどでちゃんとしたメーカーのものを購入しましょう。
というのも、技能試験の中でランプレセプタクルに配線をつなげる時に、結構強い力で締め付ける必要があります。
100均のドライバーではネジ頭をなめてしまうか、きちんと締められないことがあるためです。
ここできちんと締められてないと一発不合格もありうるので、逆に高くついちゃいますよ。
ケチらず良いものを買いましょう。
長さはちょっと短めの方が取り回しがしやすいです。
いかんせん技能試験の机が狭いのでコンパクトな方が何かと便利ですよ。
メーカーはVESSEL
プラスドライバーはNo.2
マイナスドライバーは5.5
いずれも長さが75mmがおすすめです。
ホームセンターで購入できるので、自身で握ってみてしっくりくるドライバーを購入するといいですね。
プライヤー(ウォーターポンププライヤー)
工具セットには通常はウォーターポンププライヤー(水道管を締める工具)が載っていますが、大きいため取り回しがしにくいので、私個人としてはプライヤーをおすすめします。
プライヤーは電気工事士の技能試験では金属管を締め付ける時にしか使用しません。
そのため、そこまで大きい径には対応していないプライヤーでも十分です。
今後、車やバイクのメンテナンスに使いたい人はウォータポンププライヤーを購入してもいいですね。
使用頻度は少ないですが、もし購入せずに金属管を締め付ける問題が出てしまったら不合格間違いなしですので、買っておきましょう。
リングスリーブ圧着工具
リングスリーブを圧着し、VVFケーブル同士の接点を取るための工具です。
これが無いと問題すら作れません。
持ち手の色が黄色くJISマークが入っているのが正式な工具です。
それ以外の工具は圧着工具として認められていませんので、圧着できても不合格になってしまいます。
このリングスリーブ圧着工具ちょっと厄介で、締め付けるのにかなりの力が必要です。
工具セットで売っている「ホーザンリングスリーブ圧着工具 P-737」だと、持ちやすいですが力が入りづらいので、女性の方は結構不利です。
しかし、「ホーザン リングスリーブ圧着工具 P-77」ですと持ち手が長いので力はそんなに要らないですが、その分片手で操作しにくいというデメリットも…。
ここは自分の筋肉と手先に相談ですね。私は大きい「ホーザン リングスリーブ圧着工具 P-77」を買いました。コツをつかんだら普通に使えますよ。
ペンチ
あまり出番はないですが、VVFストリッパーで入らない所を切ることがあるので必要な工具です。(特に金属管のアース線のカット時)
私は、リングスリーブからはみ出した芯線をカットするのに使っていました。
VVFケーブルの方が切れ味いいですが、切れ味が良すぎて切れ端が飛んで行ってしまいそうなので、私はペンチを使用していました。
DIYなどが好きな方はお家にあるかもしれませんね。
※ラジオペンチではないのでご注意を。
練習セットについて
よくAmazonで販売している練習セットは絶対に購入した方が良いですよ。必要なものを個別で集める労力の方がきついです。
練習回数は多いほど良いですが、1回ではまず難しいです。2回は練習しましょう!
私は不安だったので3回用を購入しました。
中には1回分だけ買って消耗品のケーブルを自分で調達したという方もいらっしゃいます。
ただし、VVFケーブルはホームセンターでも売っていますが、VVRケーブルを売っているホームセンターはほとんどありませんので、ネットで購入するしかありません。
そうなると手間や送料がかかってしまうので、かなり面倒くさいです。
できれば2回分以上を購入したほうが手間がかからず、練習に集中できますよ。
技能試験が制限時間40分間なのですが、1周目は複線図にも時間がかかるので1時間以上かかることもざらです。2周、3周やる毎にどんどん時間が短くなっていくので、数をこなしましょう。
中にはテキストやDVD付きというものもあります。あったら便利なのですが、最近はYoutubeに動画がめちゃくちゃUPされているので、そちらを見れば十分ですよ。
工具セット+練習セットもあります。
まとめ
本当に必要な工具と練習セットについて説明しましたが、工具については色々な意見があります。(電工ナイフで作業してみよう等)
いち受験経験者としては上で挙げた5つあれば十分でした。
メルカリやラクマなどのフリマアプリで購入するとちょっと安く済ませることができますよ。(需要があって意外と値が落ちないんです・・・)
そして揃えた工具で何度も練習しているうちに、自分に必要なものがわかってきますので、そのためにも2~3回は練習しましょう!
これをクリアすれば免許取得はもう目の前です!頑張りましょう!