技能試験

第2種電気工事士 技能試験の時短テクニックをご紹介!

第2種電気工事士の技能試験は、課題となる配線を40分という短い時間で作成しなければなりませんよね。

しかし、ほとんどの人はケーブルや工具など初めて使うものばかりです。

そのため最初の方は1時間かかってしまうこともザラです。

しかし、これからご紹介する時短テクニックを実践すれば圧倒的時間の短縮になります!

簡単な問題であれば15分もあれば作れるようになりますよ。

時間を短縮して見直し時間に使うようにしましょう!

時短テクニック①三色ボールペン

最初の時短テクニックは複線図を書く時に「三色ボールペン」を使用することです。

「複線図」はいわば課題の設計図です。

設計図を見ながら課題を作っていかなければなりません。

そこで設計図である複線図を見やすくするために3色ボールペンを使用すると見やすくなりますよ。

おすすめはフリクションボールペンの「フリクションボール3スリム」です。

自分であらかじめルールを作っておくと、よりスムーズに書くことができますよ。

そして時短テクニックではありませんが、複線図は1分以内に書けるように練習しておきましょう!

時短テクニック②ケーブル剥き VVFストリッパー

VVFストリッパーこれなくして合格はなし!

時短テクニック②はあまりにも有名な工具「VVFストリッパー」を使用することです。

テクニックとは言えないですが、この工具があるのと無いのとでは15分位は変わるのでは無いか?と思うほど便利です。

これなくしては合格は難しいと言えるでしょう。

このVVFストリッパー1本で下記のことができます。
・ケーブルの被覆むき
(1.6×2/1.6×3/2.0×2/2.0×3)
・芯線の被覆むき
(1.6×3/2.0×3)
・ケーブルカット
・芯線カット
・芯線ののの字曲げ

リングスリーブの圧着やランプレセプタクルの締め付けなど以外は、このVVFストリッパー1本ですみます。

このVVFストリッパーをいかに使いこなすかが技能試験には非常に重要です。

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時短テクニック③計測方法

そして最後の時短テクニックは計測方法です。

この計測方法をいかに早くこなすかが勝負の分かれ目です。

はっきりいってメジャーなんかは一切使いません。

Hozanの動画などは、机にメジャーを貼り付けて使用していますが、それでは時間がかかります。

必要なのは、自分の手とVVFストリッパーだけです!

では詳しくご説明しましょう。

VVFストリッパー


VVFストリッパーには先端と本体にメモリがついています。

先端は20mm
本体は120mmまで測ることができます。

ケーブルの被覆むきの時は本体側のメモリ(120mm)を使用します。

ケーブルむきケーブルを100mmむく時はこれで十分!

芯線の被覆むきの時は先端のメモリ(20mm)を使用します。

親指の爪部分を0に合わせて、むきたい長さを測ります。

芯線むき芯線の被覆むきはこれで十分!

技能試験のテキストには親指で測るとか、合格ゲージとか売っていますが、この方法で十分測れます。

むしろ指を使ったりしたほうが時間がかかるので、VVFストリッパーのメモリを利用して時短を目指しましょう!

自分の手

こちらは自分の手でケーブルの長さを測る方法です。

まず最初に巻かれたVVFケーブルから所定の長さに切り分ける必要がありますよね。

その時に使用します。

大人の手の大きさは大体決まっており、
「にぎりこぶし」は100mm
「親指を立てる」と150mm
になっています。

手が大きかったり、小さい人は一度測ってみてくださいね。

にぎりこぶしは100mmにぎりこぶしは100mm
親指立てると150mm親指立てると150mm

<例>
ある問題で150mmのケーブルが必要になった時は両端の端子部を100mm余白を持って

「にぎりこぶし」「親指立て」「にぎりこぶし」の順でケーブルを持っていくと、所定の150mmのケーブルが出来上がります。

同じ要領で、他のケーブルを切り分けていけばメジャーなんか使わずにあっという間にできちゃいます。

まとめ:時短テクニックで余裕の時間を確保しよう!

技能試験での時短のコツは上でご紹介した方法もあるのですが、

一番は工具を持ち替えないことです。工具を置いたり取ったりする動作が最も時間を奪ってしまう行為です。

そのため、VVFストリッパーをできる限り活用したほうがいいですよ。

最初は慣れないかもしれませんが、練習を重ねるごとに自ずとスピードが上がってきます。

時短テクニックを駆使して合格への一歩を目指そう!