筆記試験

第2種電気工事士 筆記試験の回答のコツ

第2種電気工事士免許を取得するにあたって最初の難関が「筆記試験」

実際に本屋さんでテキストを確認したのはいいけど

「これ・・・できるかな・・・(汗)?」

わけのわからない単語の羅列に戸惑ってしまった方も多いハズ。

まずは、筆記試験にはどんな問題が出題されるのかを知っておきましょう!

孫氏の兵法「敵を知る」が第一歩です!

第2種電気工事士免許の筆記試験の回答の「コツ」をご紹介します。

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解ける問題から解く!わからないものは飛ばす!

第2種電気工事士の試験はとにかく

解ける問題から解く!
わからない問題は飛ばす!

ということに気をつけて回答していきましょう!

試験時間は120分たっぷりあります。多少時間がかかっても大丈夫!暗記問題を先に解いて自信を付けていきましょう!

というものの筆記試験は一朝一夕では解けるようにならないので、とにかくコツコツ勉強して過去問題を解きまくる!というのが正解だと思います。

では筆記試験の概要や勉強方法について少し詳しくご説明していきましょう!

第2種電気工事士 筆記試験

筆記試験は全50問100点の問題を120分で解答します。

合格ラインは6割。

結構低いと思いませんか?100点満点中60点取れれば合格です。

筆記試験勉強のコツは『暗記』です。計算問題や複線図問題もありますが、半分以上は覚えれば解ける問題です。

私は2016年に受験しましたが、正直勉強内容ほとんど覚えていません・・・。

というか、DIYでやる分には特に必要ない知識が多いので知識が定着しないんですよね。

ですが覚えないと合格できませんので覚悟を決めてやりましょう。

教材はテキスト1冊と過去問1冊あれば大丈夫です。

第2種電気工事士 筆記試験のおすすめテキスト

筆記試験は

①計算問題 6~7問
②暗記問題 39~41問
③複線図  3~4問

の3つに分かれています。

①計算問題

計算問題は「オームの法則」を用いた問題です。これは苦手な人もいるかと思います。

過去問を解いていく内に大体パターンが決まっていることがわかります。

解説とテキストを読みながら、4~5問程度解いてみると、自力で出来るようになりますよ。

自信がない人は、試験の最後にゆっくり解きましょう。

解けなくてヤバイと思うと焦ってきます。焦ると他の問題も難しく思えてきちゃうので、わからなかったら後回し!

もし全部捨てても6~7問程度なので、まだ10問以上間違えられます。

4択ですが、計算すると2つくらいは明らかに違う数字だったりするので、ヤマ勘でも1/2の確率で当たります。苦手でもちょっと解いてみましょう!

②暗記問題

上でも言いましたが、電気工事士の筆記試験は暗記勝負です。

電車での通勤時間や、ちょっとした空き時間を利用して暗記しましょう。

その時には、いきなり全てを覚えるのではなく、項目ごとに区切って覚えていくと定着しやすいです。

あと身近にあるコンセントや照明、お店の配管などを見てみるとテキストに載ってるものがたくさんあります。

そうすると
「あ~ここ金属線ぴ工事されてる。」
「ここのスイッチは3路スイッチか」
など仕組みを理解できるようになってきます。

理解できてくれば楽しくなってきますよ!

③複線図

「複線図」これが一番やっかいです。

今まで目にしたこともない電気配線を書かなければいけないので、つまづきやすい所です。

一言でいうと『習うより慣れろ』ですね。

いっぱい複線図を描くことです。

過去問をとにかく解きましょう!

技能試験では13の複線図をサラサラと書けるようになる必要があるので、ここで慣れてしまいましょう。

そうすれば技能試験の複線図は楽勝ですよ!

描く順番は
①配電盤などから来ている電源を描く
照明スイッチを描く(3路スイッチだったら3つの接点を描く)
③照明とスイッチの組み合わせをわかるようにしておく(ア・イなどの記号で分かりやすく)
④電源のアース部から描いていく。

その時書くのにおすすめなのが
「フリクションの3色ボールペン」です。

アースは
プラスは
その他は

など自分ルールで色を決めて複線図を描いていくと見た目にもわかりやすいですよ。

間違えたらフリクションなので消せます。

これは技能試験でも使えるのでぜひ試してみて下さい。

ここも結構時間がかかるところなので、複線図を描かなくてもわかるところを先に解いて、あとでじっくり複線図を描きましょう。

焦りは禁物です。

最悪4択なのでヤマ勘でどれか選べば1/4で当たります。

まとめ:毎日少しづつ勉強しよう

正直一朝一夕で習得できるものではありませんが、毎日少しずつやればだんだん分かってきます。

暗記問題は毎日少しずつ覚えること。

複線図と計算問題は過去問で勉強して慣れること。

なのでテキストを読むより過去問解くことの方に時間をかけた方が短期間で合格ラインに到達できると思います。

解けるようになると楽しいですよ。楽しくなったらこっちのもの。たぶん楽勝で合格できますよ~。